COVER REPORT

 

「地域を感じながら落語を聞く」〜大神宮祭 大祭〜


06 .10.26.

冷泉荘の隣に小さなほこらがある。

祭られているのは、天照大神(あまてらすおおみかみ)。

月1回参拝行事があり、10月は年に1回の大祭。

ちょうど昨年の大祭から冷泉荘として行事に参加してきた。今回は、商店街から、「大祭のための企画をしないか」とオファーをいただいた。

行ったのは、寄席。

閉じこもっていた天照大神の心を開いたのは笑いだった、という神話にちなんだ企画をした。

朝10:45にいつもの参拝を終え、11:00から冷泉荘前で大喜利、12:00から商店街にて落語を行った。

川端という、歴史と伝統を持つ地域性は、自然な演出となり、周辺地域を感じながらの落語となった。

もし他の場所でやったなら、「珍しさ」だけだったのではないか、と後々思った。

これが地域という力で、どう頑張ってもお金では買えないものなのだ。

※当日忙しすぎて冷泉荘前大喜利の写真を取り損ないました。後悔。

冷泉荘A11号室
TRAVEL FRONT/ no.d+a 代表
野田恒雄